昨夜、夫と子育てについて話していました。
夫に私の考えを話したら、息子が大きくなってもそのままの考え方でいてほしい。と言われました。
私は図書館にある育児の本を読み漁り、自分なりの1つの結論を出しました。
- 学校に行きたくない
- 自殺したい
この2点を言われた時にどうするか?を例に答えていきます。
子供の考え方とは?
子供は残酷だ。とはよく言うものですが、残酷なわけではなく、考えが回らないだけなのです。
素直で無邪気で本気で思っているだけです。
他の考え方や違う考え方もあると言うことを導いてあげると、考えが深まります。
2ちゃんねるで、こんな話題がありました。
言い回しは違いますが、こんな内容でした。
ペットのハムスターをトイレに流しちゃった娘、「ハムスター安いからまた買って」
原因はハムスターと遊んではダメと言われていたけれど、隠れてトイレで遊んでいたところ、誤って落としてしまい、怖くなって流しちゃったそうです。
ハムスターを平気で殺しておいて、また買ってと言うなんて残酷ですね。
ただ、この子は考えが回らないだけなのです。
- ハムスターが死んじゃってどんな気持ちになった?
- トイレに流すって言うのはどんなことかな?
一緒に考えてあげることが大切なのです。
- 安いから買ってもらえると思った。
- 死んじゃって悲しかった。
これは聞けば子供が答えられることだと思います。
- 安いからといってもお金は減るんだよ、そのハムちゃんが生きていれば必要ないお金で、そのお金があれば、もっと他にお菓子とか買えたんだよ。
- トイレが詰まったらどうする?トイレの修理費用はハムスターよりも高くなっちゃうんだよ。
- 流されたハムちゃんは水の中で溺れて苦しかったかな?息ができなかったのかな?
- 新しいハムスターを買っても同じ子は居ないんだよ。
と、親が教えてあげることが大切だと思います。
学校に行きたくない。と言われたら
これ、あるあるだと思います。
学校が楽しくて仕方ない、毎日行きたいって子もたまにはいるかもしれませんが、私が子供の頃は行きたくない派でした。
友達もいるし、勉強もまぁまぁついていける。給食はまずいけど食べられる。先生も好きだし。
でもなんか行きたくなかったんですよね。めんどくさくて。
うちの母は学校へ行きなさい!と怒るだけでした。
私はそうはなりたくないので、自分の子がもし、学校へ行きたくないと言ったら、なぜ行きたくないか、理由を10個くらい考えてもらいます。
- 朝、起きるのが嫌。
- 嫌いな子がいる。
- 勉強がしたくない。
- 家でゲームしたい。・・・などなど
そして、何故学校へ行かなければいけないのか、理由を10個くらい一緒に考えます。
- 義務教育だから。
- 自分の将来のためになるから。
- いろんな事を学べるから。
- 自分の好きなことを見つけるために。・・・などなど
そして、行かなくてはいけない理由があることを説明します。
- 義務教育は国で決まっている。学校に行きたくないなら、偉い人になって、学校に行かなくて良い制度にしなくてはならない。
- 貧乏な他国では学校に行きたくても行けない子供がいると言うこと。勉強は贅沢なこと。
- 大半の人が学校へ行っているのでそれが常識で、学校へ行っていないと、将来本当にやりたいことが見つかった時に人に伝える上で、苦労してしまうこと。・・・などなど
それを説明した上でも行きたくないならもうそれでも良いと私は思います。
潰しがきかない、親は先に死ぬ。と、伝えます。
例えばユーチューバーになって何億も稼ぐなら学校は無意味だと私も思います。
子供自身の自分の人生を好きにしたら良いと思います。
死にたい。と言われたら
これは本気のやつです。
あーめんどくセー死にたい〜じゃなくて。
ちょっと薬とか多く飲んじゃったりした時のことです。
親が一番言ってはいけないことは、「あなたが死んだら悲しい。」です。
何故だかわかりますか?
子供は死にたいほどつらく、苦しいのです。
それなのに、親のためにその苦しみを我慢して生きろなんて、自己中でひどすぎると思いませんか?
親が悲しまないために生きるって何?
勝手に産んだくせに。って思われちゃいますよ。
そして、
どうして死にたいのか考えます。
理由は一つではないのです、10個くらいは考えると良いと思います。
- 人生がうまくいかない。
- 将来が不安。
- 恋愛がうまくいかない。
- 自分なんて生きていても価値がない。・・・など
死ぬ方法、死んだ後のことも考えてみると良いかもしれません。
残酷かもしれませんが、ここでしっかりと話し合っておくべきです。
- 電車に飛び込むのは人の迷惑になること
- 飛び降りるのは下にいた人、ビルの中にいる人の迷惑になること
- 自宅で死んだら家の資産価値が減るということ
- 薬を飲んでも後遺症だけが残る可能性もあるということ
- 自殺だと保険金がおりないということ
- 他人を殺して自分も死ぬことは絶対にやってはいけないこと
できるのは車内で練炭かなー。
もっとこわい方法を何やら考えていたら、聞き出しておくことも大切だと思います。
死ぬのが怖くなってきたところで、
死ななくて済む方法を一緒に考えると良いです。
- 学校や仕事も全部やめる。
- 糞製造機になる。美味しいもの好きなものを食べてうんこを作ることです。
- 映画やドラマやアニメ、アイドルなど好きなものを見る。
- 一日中、天井を見て過ごすだけでもOK
- 親が頑張って働き、家とお金を残す。
そうして、少しでも延命できれば儲けもんです。
人生は何が起こるかわからないので、とりあえず生き長らえれば、変化が起こります。
つらくても向き合うことが大切だと思います。
私自身が子供の頃に思っていた事
私はジェットコースターが苦手です。
子供の頃、親に連れられてディスニーランドのスプラッシュマウンテンに並んだことがありました。
可愛い動物たちのやつだから怖くないと思っていたのですが、並んでいてジェットコースターが見えてきたところでコースターが上から水に飛び込んで、水しぶきが飛ぶ怖いところを見てしまいました。
怖くなって乗りたくなかった私は、なんとかその場を逃れようと考えて、
「トイレに行きたい。」と言いました。
もう何時間も並んだ後の発言ですから、
母も「もうすぐ乗れるから終わってからね、」と。
私はトイレに行きたい演技を必死でしましたが、それも虚しく、スプラッシュマウンテンに乗ることになりました。
今思えば、普通に「怖いから乗りたくない。」と言えば良かったのです。
子供ながらに怖いと発言することが恥ずかしいと思っていたのです。
その時もしも、理由をちゃんと話せる子供だったら、私はこわい思いもせずに済んだのかもしれません。
また別の話ですが、子供の頃スイミングに通っていました。
スイミングは水曜日でその日以外の平日は学童保育へ預けられていました。
私はスイミングをよく休んで、学校の友達と遊んでいました。
スイミングを休む事でよく母に叱られてました。
私はやめたくないと駄々をこねてしばらく続けましたが、結局やめてしましまいた。
この時、私はスイミングが嫌だったわけではなかったんですよね。
ただ、学校の友達と遊びたかったのに、毎日学童に行かなくちゃいけなくて、学校の友達と遊べなかったのがイヤだった。
だからスイミングがあれば学童を休めたから、スイミングを続けたかった。
親からしたら、スイミングを休むのに続けたいって意味不明ですよね。
スイミングの月謝が勿体無い事ですね。
その時に、それをうまく親に話せていたなら、たまに学童を休ませてもらって学校の友達と遊べたのかなって思いました。
終わりに
物事の理由は一つではないと私は思います。
だけど、子供は理由をたくさん考える能力がまだありません。
子供は、なんとなく思うだけ。
そこで思考回路を増やしてあげることが大切なのかなって思います。
そして思っていても恥ずかしくて言い出せない。
思っていてもうまく口に出せない。
ということもあると思います。
まずは理由を10個考えることで、恥ずかしいと思っていたこともポロっと出るだろうし、なんとなく考えていたことも具体的になるだろうし、向き合う時間になります。
子育ては色々なやり方があると思います。
私も試行錯誤しながら母親を頑張っていきたいと思っています。