日記

生きることが辛いのに、どうして子供を産むのか。子供にも辛い人生を味あわせるだけ。

子供を産まない選択と、子供を産む選択。

それは自由だし、他人がどうしようと関係ないですよね。

自分は産まない選択をしていても、妊婦さんや小さい子供が居たら、席を譲ったり、邪険に扱ったりしない。

それで良いと思います。

 

結婚はしないのか?と聞かれた後は子供は産まないのか?

親戚づきあいや、家族でさえ、こんな質問をしてきます。

「結婚はしないのか?」

結婚して、やっとそんなことが言われなくなるかと思ったら、今度は

「子供は?」

結婚も、子供も個人の自由です。

まぁ、質問する方は何の悪気もなく聞いてくるんでしょうけど。話題がないからそうゆうことを話すんですよね。

そんな言葉にいちいち反応しないで、サラリと受け流しましょう。

「まだです。」「これからです。」「そうなんですねー。」

気にすることはないです。

「個人の自由ですから!」なんてムキになることもありません。ほっておきましょう。

会話ができない人だからこんな話をするだけですからね。

気にするだけ損です。

 

生きることは辛いこと

私も自殺したいクチでした。

生きるの本当にしんどくて。

生きていたらもちろん良いこともあります。

それはわかっているのだけど、良いことも悪いこともやってきて、悪いことが辛すぎて生きていたくない。

死ぬのは難しいけど(なんどもチャレンジしました)生きていきたくない。

産まれたくなかったなぁ。

本当中学生くらいからずっとそんなことを考えていました。

辛すぎるときは、ただ天井を見て、ウンコを作って、何も考えないように過ごしました。

 

なぜ子供を産むのか?

そんな辛く、苦しい人生を、なぜまた新しい人間に歩ませるのか?

どうして子供を産むのか?

人生は辛いのに、子供がかわいそうじゃないか?

この意見はすごくわかります。

 

ぶっちゃけ私の場合は、出来てしまいました。

デキ婚です。

妊娠に気付かずに、4ヶ月目で産婦人科へ行ったら、小さな心臓が私の中で動いていました。

これをオロスことはできなかった。

小さな命を見た時は涙が出ました。

 

とういことで産んじゃったんですね。

かわいそうに。

辛く、苦しい人生を歩む人間が一人増えました。

 

罪悪感。

自分が作ってしまったから産んだ。

親の完全なる自己中です。

産んだつぐないをしていかないといけない。と思いました。

 

子供を産んで1年。気持ちが変わりました。

赤ちゃん、子供は本当に無邪気。

小刻みに震えながら笑うのも、

怒った時に地団駄踏むのも、本能なのでしょうか?

可愛いです。

人間は動物ではないけれど。思春期も来るし、大人にもなる。それはわかっていますが、

今はまだ、動物のような可愛さがありますからね。

ペットを飼ったことはありますか?

本当に可愛くて愛しいです。

 

さて、産んだつぐないですが、そんな気持ちは無くなりました。

「私が指標にならないといけないな。」という気持ちになりました。

 

私は辛く、自殺したい気持ちで生きてきましたから、もしも子供が死にたいと思ったとき、少しは気持ちをわかってあげられると思いました。

そして、そうならないためにまずできることをやっていこうと思っています。

それも、自分が経験したからわかること。

 

自分が今まで経験してきたこと、全ては子供のためだったのかもしれません。

 

自分の親が変な親だったとしたら、それを反面教師にできるじゃないですか。

私が人生で絶望していたこと、少しでも軽くしてあげられたら良いなって思っています。

 

自殺願望

ずっと死にたいと思っていましたが、自分の親としばらく離れたらそんな思いは無くなりました。

自立、新しい家族を作ったら、自殺したいという思いは完全に無くなりました。

いつまでも死にたいと思っていた気持ちは忘れたくないけど、今では自殺しようとは思いません。

 

子供の指標になるということ

自分が良い人間になれば、子供も良い人間になる。

子は親の鏡です。

なので、良い人間になれるように今は頑張っているところです。

自我を抑えたり、イライラしないようにしたり、すごく大変です。

だけど、子供のためにも自分のためにも頑張ろうと思っています。

成し遂げられたら、自分自身もすごく成長できると思っています。

 

二人目が欲しい

さて、人生は辛く、苦しいものです。

だけど、二人目が欲しい。

今の息子に兄弟を作ってあげたい。女でも男でもどっちでも良いです。

新しく生まれるかもしれないその子もまた、辛い人生を歩むかもしれない。

だけど、上記のようにできる限り支えてあげたいと思っています。

 

私は一人っこですが、兄弟がいたら、気持ちを分かち合えると思うんですよね。

親とは違った家族。

できると良いなと思っています。

 

輪廻転生

これは江原さんが言っていたのですが、子は親を選んで生まれてきています。

お空の上から、見ていて、この人に生まれてこようと自分から選択しているそう。

本当かどうかはわかりませんが、私は信じています。

 

人生は試練です。

この試練を何度も達成して、仏様になる。

 

この苦しみも、人生の試練で、それがなくちゃ何もないのです。

苦しみも愛せると良い。

そう思います。

 

終わりに

私の主人は自殺とは無縁のノーテンキな人間です。

私の場合はそれが幸いしているのかもしれません。

主人は明るく平凡で、「絶対に死なないでよ。」と言ってくれます。

助かっています。

 

子供を持つ、持たない、選択は自由です。

だけどとらわれないで欲しい。

子供を作らなきゃいけないのにと思いながら、作らないことで引け目を感じないで欲しいです。

作らないならそれで良し!

何も子供について考える必要はないし、他人の子供自慢に嫉妬する必要もありません。

どっちにだってメリットデメリットあるのですからね。